当院で可能な予防接種・抗体検査
当院では、以下の内容で予防接種を実施しております。
種類 | 料金(税込) |
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インフルエンザワクチン | 3,850円 |
麻しん単体ワクチン | 6,600円 |
麻しん風しんワクチン | 9,900円 |
シングリックス(帯状疱疹・2回必要) | 22,000円/回 |
HPVワクチン(説明のみ) | 3,300円 |
9価HPVワクチン(シルガード9) | 33,000円/回 |
定期接種対象者・キャッチアップ対象者 | 自己負担0円 |
RSウイルスワクチン :アブリスボ(妊娠28週~36週) |
38,500円 |
インフルエンザ発症予防処方も実施しております。
インフルエンザ発症予防処方 | 7,700円 |
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抗体検査
項目 | 費用(税込) |
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風疹抗体 | 3,300円 |
麻疹抗体 | 3,300円 |
ご予約方法について
ご予約いただいてからワクチンを取り寄せるため、1週間後から予約できます。
ワクチンのご予約はWEBでの予約がお勧めです。
急なキャンセルを行う場合は、ご予約の前日までには当院までご連絡ください。
接種当日の持ち物
- 健康保険証など(身分証明書)
- 予診票
HPVワクチン
HPVとはヒトパピローマウイルスを指し、子宮頸がんや膣がん、尖圭コンジローマ、肛門がんなど深刻な疾患の発症に関わっています。HPVワクチンは、特に子宮頸がんの発症を防ぐ効果が期待できます。平成25年6月より、厚生労働省はワクチン接種による副反応について安全性が断言できない状況から積極的な接種推奨を控えていました。しかし、改めてHPVワクチンの安全性について、接種の有効性が副反応リスクを上回ると認められたことで、令和4年度よりHPVワクチンの個別推奨を再度始めました。また、令和5年4月より、9価HPVワクチンが定期接種可能となりました。当院のHPVワクチンは、9種類のHPV感染を防ぐシルガード9を使用しております。WHOが令和元年に提唱した「予防接種ストレス関連反応」に対しても当院は責任もって対応いたします。
定期接種
対象
小学校6年生頃から高校1年生頃の女性
キャッチアップ接種
対象
過去に子宮頸がん予防ワクチン接種を合計3回行っていない女性で、平成9年(1997年)4月2日から平成19年(2007年)4月1日生まれの方。
実施期間
令和4年4月1日~令和7年3月31日まで
ワクチン接種当日
受付にて本人確認を行い、問診票に必要事項を記入します。医師の確認後に看護師によりワクチン接種を行います。
ワクチンを接種した後は、30分程安静に過ごしていただきます。
ワクチンの回数
15歳未満の方 | 2回接種(1回目より6カ月後に2回目を接種) |
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15歳以上の方 | 3回接種(1回目より2カ月後に2回目、6カ月後に3回目接種) |
ワクチン接種における
注意点
- 16歳未満の方が接種する際は、保護者の同伴が必要です。
または、予診票への保護者のご署名が必要です。この署名がない場合は接種できません。 - 接種をキャンセルされる方は、必ず前日までに必ずご連絡ください。
RSウイルスワクチン
RSウィルス感染はインフルエンザなどの5種感染症に指定されている重要な病気です。生後1歳までに半数、2歳までにほぼ全員が初感染しますが、特に生後6か月未満では重症化しやすく、肺炎、無呼吸、急性脳症なども引き起こします。日本では毎年3万人が入院となっています。基礎疾患のない正期産のこどもも多く、しかも近年は流行期が定まらない上に、対症療法が基本で有効な治療法はありません。その後の気管支喘息とも関係性も指摘されています。2024年になり、生まれてくる子供のRSウィルス感染症重症化を予防する、妊婦さんに対してのワクチンが製造販売承認されました。RSウィルスに対する抗体がお母さんの体で作られ、胎盤を介して赤ちゃんへ移行します。妊娠24週から接種できますが、妊娠28週以降が効果的です。赤ちゃんの中では生後6か月までの有効性が検証されています。ワクチンによる副作用は注射部位の疼痛のみで、疲労感・頭痛などの全身症状はプラセボと有意差がないとのことで、安心してお受けください。